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「偽りの住民投票」を認めるべきでない=ボレルEU上級代表

2022年09月29日(木)11時21分

欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表(写真)は28日、ロシアがウクライナ東南部4州の親ロシア派支配地域で実施したロシアへの編入を問う「住民投票」について、「見せかけ」の結果を承認しないよう国際社会に呼びかけた。(2022年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は28日、ロシアがウクライナ東南部4州の親ロシア派支配地域で実施したロシアへの編入を問う「住民投票」について、「見せかけ」の結果を承認しないよう国際社会に呼びかけた。

ボレル氏は声明で「ロシアは違法な『住民投票』を実施し、2008年にジョージア、14年にクリミアで行ったのと同じシナリオに従っている」と述べ、これらは国際法や国連憲章の原則に違反すると指摘した。

また、欧州連合(EU)は制裁対象となる個人および団体のリストを拡大していることを明らかにした。

ロシアがウクライナ占拠地域に設置した当局は27日、「住民投票」では圧倒的多数がロシア編入に賛成したとの集計結果を発表した。

*動画を付けて再送します。

ロイター
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