カナダ、サル痘の感染増加に頭打ちの兆候＝公衆衛生責任者

　８月１２日、カナダのテレサ・タム公衆衛生局長は記者会見で、同国でのサル痘感染増加が当初ほどの増え方にならなくなっていると述べた。写真はカナダのモントリオールにあるサル痘ワクチンクリニックで６月撮影（２０２２年　ロイター／Christinne Muschi ）

［オタワ　１２日　ロイター］ - カナダのテレサ・タム公衆衛生局長は１２日の記者会見で、同国でのサル痘感染増加が当初ほどの増え方にならなくなっていると述べた。ただ、増加が天井に達したかどうかの判断にはまだ早過ぎるとし、「向こう数週間の傾向を監視し続ける」と強調した。

カナダでの感染数は１０日時点で１０５９人。１２日時点でデンマークのバイオ医薬品会社ババリアン・ノルディックのワクチン９万９０００回分が州と準州の感染高リスク者向けに配布されている。