ウクライナ穀物輸出合意、週内の文書化に期待＝トルコ大統領

トルコのエルドアン大統領は２０日、ウクライナからの穀物輸出再開に向けてロシア、ウクライナ、トルコ、国連が先週の協議で大筋合意した内容が、今週中に文書化されることを望むと述べた。写真は６月２３日、ウクライナのオデーサで撮影（２０２２年　ロイター/Igor Tkachenko）

[アンカラ／ニューヨーク ２０日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は２０日、ウクライナからの穀物輸出再開に向けてロシア、ウクライナ、トルコ、国連が先週の協議で大筋合意した内容が、今週中に文書化されることを望むと述べた。

イランから帰路の機内で記者団に語った。イスタンブールで先週開催した４者協議では輸出航路の安全確保などで合意があった。エルドアン氏はイラン訪問中もロシアのプーチン大統領と会談した。

エルドアン氏は「数日内に計画が実行に移されることを望んでいる」と述べた。大統領府が発言内容を公表した。

国連のハク事務総長副報道官は２０日、グテレス事務総長は休暇中だが複数の首脳と電話で協議するなどして「この件をできる限り進展させようとしている」と述べた。詳細には触れなかった。