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シンガポール中銀、金融引き締め臨時決定 インフレ高進に対応
2022年07月14日(木)09時50分

シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は7月14日、金融政策を臨時に見直し、引き締めを決定した。写真はMASのロゴ、2013年2月撮影(2021年 ロイター/Edgar Su)
[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は14日、金融政策を臨時に見直し、引き締めを決定した。同国が消費者物価高騰への対応を強める中、金融引き締めがインフレ鈍化につながるとの見方を示した。
MASは主要貿易相手の通貨に対してシンガポールドルを非公開バンドの中で上げ下げさせることによる為替レート設定を通じて金融政策を運営。「シンガポールドル名目実効為替レート(SドルNEER)」として知られる政策バンドの3つのレバー(傾き、中央値、幅)を通じて政策を調整している。
MASは今回、政策バンドの中央値を実勢水準にシフトさせることを決めた。バンドの傾きと幅は変更しないとした。
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