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米共和予備選、反トランプ現職議員2人は明暗分かれる

6月14日、米中間選挙の候補を選ぶ共和党の予備選挙が14日にサウスカロライナ州で行われ、トランプ前大統領に批判的な現職2人は明暗分かれる結果となった。写真はナンシー・メイス氏。ワシントンで昨年10月撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米中間選挙の候補を選ぶ共和党の予備選挙が14日にサウスカロライナ州で行われ、トランプ前大統領に批判的な現職2人は明暗分かれる結果となった。
2021年1月の連邦議会議事堂襲撃を受けたトランプ大統領(当時)の弾劾に賛成票を投じたトム・ライス下院議員は、州議員のラッセル・フライ氏に敗北した。エディソン・リサーチによると、開票率99%時点でライス氏の得票率は24.6%、フライ氏は51%だった。
一方、同州の別の選挙区では、新人下院議員のナンシー・メイス氏がトランプ氏が推すケイティ・アリントン氏を破った。エディソン・リサーチによると、開票率76%時点でメイス氏は53.2%を得票、アリントン氏は45%。
メイス氏は、20年の大統領選結果に異議を唱える共和党の取り組みを支持しなかった。
14日に76歳になったトランプ氏は、ライス、メイス両氏の敗北が自身の誕生日プレゼントになると支持者に訴えていた。