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五輪・パラリンピック大会、秋以降に感染症対策=菅官房長官
8月25日、菅義偉官房長官は、2021年に予定されている東京五輪・パラリンピック大会に関して、今秋以降に感染症対策が検討されると述べた。パラリンピック開催まで1年となった24日、ライトアップされた東京スカイツリー(2020年 ロイター/TIssei Kato)
[東京 25日 ロイター] - 菅義偉官房長官は25日午前、閣議後の会見で、2021年に予定されている東京五輪・パラリンピック大会に関して、今秋以降に感染症対策が検討されると述べた。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が、東京大会は新型コロナウイルスの感染ゼロを保証できる必要があると発言したことについてはコメントを控えた。
コロナ禍で実現が難しくなっている訪日客を2020年に4000万人まで増やす目標については「観光立国を実現する考えに変わりはない」としつつ、「人数よりも観光事業者が現状を乗り越えていただくことが重要」と述べ、事業者支援や訪日客数回復に備えた外国語案内の準備などが重要との考えを示した。
24日に安倍晋三首相が2週連続で慶応大学病院を訪問したことに関しては「前週の検査の続きの検査と聞いている」と繰り返した。
大統領選挙を受けた抗議デモが続くベラルーシ対しては「情勢を注視して懸念している。法の支配や民主主義が守られる安定を期待する」とコメントした。
(竹本能文)