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タイ、7月1日からバーなど営業再開 一部外国人の入国認める
6月29日、タイは7月1日からパブやバーの営業再開を許可し、一部外国人渡航者の入国を認めることを発表した。同国では、5週間、新型コロナウイルスの市中感染者がでていない。写真は3月17日、バンコクで撮影(2020年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[バンコク 29日 ロイター] - タイは7月1日からパブやバーの営業再開を許可し、一部外国人渡航者の入国を認める。同国では、5週間、新型コロナウイルスの市中感染者がでていない。
同国政府の新型コロナ感染症状況管理センターのタウィーシン報道官は会見で、パブ、バー、カラオケの営業について、テーブルとテーブルを2メートル離すなどの感染防止指針の順守を条件に、7月1日から深夜0時までの営業が可能になると発表した。「アルコールが入ると規律が緩みかねないので、客が入店する前に綿密なモニタリングが行われる」と述べた。
就労許可や在留許可を持っていたり、家族がタイに在留する外国人の入国を認める。ただし、14日間の隔離措置が求められる。
美容整形など一部の医療目的の外国人も入国を認める。
日本、韓国、シンガポール、中国、香港からのビジネス目的の渡航者については、新型コロナに感染していないという証明書を提示し、到着時に検査を受ければ、14日間の隔離は必要なくなる。
タイ航空当局は、4月から国際線の乗り入れを禁止している。タウィーシン報道官は、こうした運航停止措置を変更する予定はなく、旅行者は、本国帰還便やチャーター便などを利用することになると説明した。