ニュース速報

ワールド

タイ、7月1日からバーなど営業再開 一部外国人の入国認める

2020年06月29日(月)18時58分

 6月29日、タイは7月1日からパブやバーの営業再開を許可し、一部外国人渡航者の入国を認めることを発表した。同国では、5週間、新型コロナウイルスの市中感染者がでていない。写真は3月17日、バンコクで撮影(2020年 ロイター/Chalinee Thirasupa)

[バンコク 29日 ロイター] - タイは7月1日からパブやバーの営業再開を許可し、一部外国人渡航者の入国を認める。同国では、5週間、新型コロナウイルスの市中感染者がでていない。

同国政府の新型コロナ感染症状況管理センターのタウィーシン報道官は会見で、パブ、バー、カラオケの営業について、テーブルとテーブルを2メートル離すなどの感染防止指針の順守を条件に、7月1日から深夜0時までの営業が可能になると発表した。「アルコールが入ると規律が緩みかねないので、客が入店する前に綿密なモニタリングが行われる」と述べた。

就労許可や在留許可を持っていたり、家族がタイに在留する外国人の入国を認める。ただし、14日間の隔離措置が求められる。

美容整形など一部の医療目的の外国人も入国を認める。

日本、韓国、シンガポール、中国、香港からのビジネス目的の渡航者については、新型コロナに感染していないという証明書を提示し、到着時に検査を受ければ、14日間の隔離は必要なくなる。

タイ航空当局は、4月から国際線の乗り入れを禁止している。タウィーシン報道官は、こうした運航停止措置を変更する予定はなく、旅行者は、本国帰還便やチャーター便などを利用することになると説明した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

新たな米中貿易紛争、トランプ政権のWTOへの姿勢占

ビジネス

米イーライ・リリー、糖尿病・肥満症薬の需要堅調と説

ワールド

金価格は3000ドルに、中銀の購入やETF向け需要

ワールド

原油先物は小幅高、貿易戦争懸念で3週連続下落へ
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 3
    戦場に響き渡る叫び声...「尋問映像」で話題の北朝鮮兵が拘束される衝撃シーン ウクライナ報道機関が公開
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 6
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 7
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 8
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 9
    「僕は飛行機を遅らせた...」離陸直前に翼の部品が外…
  • 10
    フジテレビ「最大の経営危機」、本番はむしろこれか…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 5
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 6
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 7
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 8
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 9
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 10
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中