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ポンペオ米国務長官、香港の米記者妨害巡り中国けん制
2020年05月18日(月)10時53分
5月17日、ポンペオ米国務長官(写真)は、中国政府が香港で活動する米国人記者の報道を妨害すると脅迫したとし、香港の自治を侵害する行動は、香港の地位を巡る米国の評価に影響を及ぼす可能性があるとの見解を示した。ワシントンの国務省でで4月代表撮影(2020年 ロイター)
[ワシントン 17日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は17日、中国政府が香港で活動する米国人記者の報道を妨害すると脅迫したとし、香港の自治を侵害する行動は、香港の地位を巡る米国の評価に影響を及ぼす可能性があるとの見解を示した。
長官は、声明で「これらの記者は自由な報道機関のメンバーであり、宣伝機関の幹部ではない。彼らの貴重な報道は、中国人や世界に情報を提供している」と述べた。
長官は今月6日、香港の高度な自治を保障した「一国二制度」が機能しているかどうかを検証する報告書について、議会への提出を延期する考えを表明。中国が5月22日に開幕する全国人民代表大会(全人代=国会)に向け「香港の自治を一段と脅かさないか」見極めるためとしていた。
米国は香港が約束された高度な自治に基づき、香港に特別な地位を付与している。
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