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米下院司法委、日本時間14日午前0時に再開 弾劾巡り採決へ
12月12日、米下院司法委員会のナドラー委員長(写真中央)は、トランプ大統領に対する弾劾条項2項目について採決しないまま12日遅くに審議を打ち切った。写真はワシントンで11日撮影(2019年 ロイター/Joshua Roberts)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米下院司法委員会のナドラー委員長は、トランプ大統領に対する弾劾条項2項目について採決しないまま12日遅くに審議を打ち切った。これまでは同日中の採決が見込まれていた。
同委員長は委員会を13日午前10時(日本時間14日午前0時)に再開し、採決すると述べた。可決が見込まれている。
同委の民主党委員、メアリー・ゲイ・スカンロン氏は12日の採決を見送った理由について問われ、「米国民は採決を見届ける権利がある」と述べた。
同委の共和党トップ、ダグ・コリンズ氏は「これは私がかつて見たことないほど素人的なやり方だ」と批判。「この委員会は今晩仕事を終わらせて委員が家に帰れるようにするよりも、午前のテレビに映るのを優先させている」と主張した。
コリンズ氏をはじめとする共和党委員はこの日、可決する見込みのない、弾劾条項の骨抜きを狙った改正案を相次いで提示したうえで、改正案について何時間も発言し、審議を遅らせた。
*内容を追加しました。