ニュース速報

ワールド

大連立組む独2大政党、支持率過去最低に=世論調査

2018年09月10日(月)15時13分

 9月9日、世論調査によると、メルケル首相(写真)率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と、その連立相手である社会民主党(SPD)の支持率の合計が過去最低となった。ベルリンで6日撮影(2018年 ロイター/Christian Mang)

[ベルリン 9日 ロイター] - 9日に公表された世論調査によると、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と、その連立相手である社会民主党(SPD)の支持率の合計が過去最低となった。

世論調査会社Emnidが独紙ビルトの依頼で行った調査によると、CDU・CSUの支持率は1%ポイント低下し、29%だった。昨年9月の連邦選挙では32.9%の票を獲得していた。

SPDの支持率は2%ポイント低下し、17%だった。昨年の選挙時には20.5%の票を獲得した。

CDU・CSUとSPDを合わせた支持率は46%で、2005─09年、および2013─17年も含め、大連立を組んだ時期の中で最低となった。

調査は8月30─9月5日の間に有権者2472人を対象に実施された。

極右野党、ドイツのための選択肢(AfD)の支持率は15%で、前週から横ばい。左派党は1%ポイント上昇し10%。

緑の党は14%で変わらず。企業よりとされる自由民主党(FDP)も9%で横ばいだった。

*見出しを修正しました。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トルコCPI、12月前年比+44.38% 予想以上

ワールド

韓国当局、尹氏の拘束執行中止 大統領公邸に進入も警

ビジネス

北海「開放」を、トランプ氏が主張 石油ガス生産縮小

ワールド

韓国大統領代行、韓米日の協力継続を表明 米大使らと
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に突き落とした「超危険生物」との大接近にネット震撼
  • 2
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを拒否したのか?...「アンチ東大」の思想と歴史
  • 3
    「これが育児のリアル」疲労困憊の新米ママが見せた赤ちゃんハプニングが話題に
  • 4
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 5
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 6
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 7
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 8
    中高年は、運動しないと「思考力」「ストレス耐性」…
  • 9
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強…
  • 10
    「少数与党」でモヤモヤする日本政治だが、そのしな…
  • 1
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も助けず携帯で撮影した」事件がえぐり出すNYの恥部
  • 2
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…
  • 5
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 6
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強…
  • 7
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 8
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 9
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に…
  • 10
    流石にこれは「非常識」?...夜間フライト中に乗客が…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 10
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中