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独世論調査で極右政党の支持率が社会民主党超える、反移民運動後
2018年09月05日(水)14時27分
9月4日、ドイツで数十年来規模の極右勢力による抗議行動の後、INSAが実施した最新調査で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率が、連立与党を組む社会民主党(SPD)を追い抜いたことが分かった。写真は演説するAfDのモイテン党首。アーベンスベルクで3日撮影(2018年 ロイター/Andreas Gebert)
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツで数十年来規模の極右勢力による抗議行動の後、INSAが実施した最新調査で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率が、連立与党を組む社会民主党(SPD)を追い抜いたことが分かった。
8月26日に35歳のドイツ人が刺殺され、シリア人とイラク人の移民が逮捕された事件を受け、1日には東部ケムニッツでAfDと反イスラム運動「ペギーダ(PEGIDA)の支持者ら6000人余りが抗議行動を展開。メルケル首相の開放的な移民政策に反発する機運を捕らえた。
4日に発表されたINSAの調査では、AfDの支持率が0.5%ポイント上昇して17%、SPD支持率は0.5%ポイント低下して16%となった。
メルケル首相率いる保守連合の支持率は、28.5%だった。
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