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イスラエル、米国が核合意離脱の表明直後にシリア攻撃か
2018年05月09日(水)08時18分
5月8日、シリアの国営シリア・アラブ通信は、トランプ米大統領によるイラン核合意離脱表明から2時間以内にイスラエルがシリアに対して複数のミサイルを発射したと報じた。写真はシリア国旗。首都ダマスカスで4月撮影(2018年 ロイター/Ali Hashisho)
[エルサレム/ベイルート 8日 ロイター] - シリアの国営シリア・アラブ通信は8日、トランプ米大統領によるイラン核合意離脱表明から2時間以内にイスラエルがシリアに対して複数のミサイルを発射したと報じた。
攻撃を受けたのはダマスカス南方の町キスウェで、シリア軍がイスラエルのミサイル2基を撃ち落としたという。
アサド大統領を支持する地元勢力の指揮官はロイターの取材に対して、イスラエル空軍がキスウェの陸軍基地を攻撃したが、死傷者は出ていないと述べた。
イスラエル軍のスポークスマンはこうした報道について「このような外国の報道には答えない」と述べた。
一方イスラエル軍は、シリア国内のイラン勢力の活動に変化がみられるとして、ゴラン高原の市民に防空壕などの用意を進めるよう指示。イスラエル軍トップのアイゼンコット参謀総長も予定していた会合への出席を取りやめた。
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