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中国の対北朝鮮輸出、1月も燃料油はほぼゼロ 穀物も減少

2018年02月26日(月)11時28分

 2月24日、中国税関総署が公表したデータによると、中国から北朝鮮への1月の燃料輸出はほぼゼロだった。写真は中国と北朝鮮の国境にかかる橋。1月撮影(2018年/ロイター)

[北京 24日 ロイター] - 中国税関総署が24日公表したデータによると、中国から北朝鮮への1月の燃料輸出はほぼゼロだった。北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り緊張状態が続く中、対北朝鮮貿易の縮小が続いてる。

ディーゼル油やガソリンなど燃料油の貿易はこれで4カ月連続でゼロ。石油製品の輸出は液化石油ガス(201トン)だけだった。

中国への鉄鉱石や石炭、鉛の輸入もゼロだった。また穀物の取引も縮小し、北朝鮮へのコメの輸出は前年同期比4.3%減の180トン。トウモロコシは輸出されなかった。

税関総署は23日、1月の対北朝鮮貿易総額が2億1597万ドルで、2014年6月以来低水準になったと発表していた。

ロイター
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