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中国・内モンゴルの炭鉱爆発で32人死亡、事故相次ぐ
2016年12月05日(月)16時01分
12月4日、中国の内モンゴル自治区赤峰市の炭鉱で3日、爆発があり、新華社によると、4日までに32人の死亡が確認された。写真は現場で働く救助隊。赤峰市で3日撮影(2016年 ロイター)
[北京 4日 ロイター] - 中国の内モンゴル自治区赤峰市の炭鉱で3日、爆発があり、新華社によると、4日までに32人の死亡が確認された。
報道によると、この爆発で181人の作業員が坑内に一時閉じ込められたが、149人が救出されたという。
政府は上昇する石炭価格の抑制と冬場の需要対応のため、炭鉱業者に生産再開を指示している。
中国で大規模な炭鉱事故が起きるのは、この1週間で2回目。当局は2日、黒竜江省で起きた炭鉱事故で21人が死亡したと明らかにした。
中国ではエネルギー消費のほぼ3分の2が石炭で賄われているが、安全対策の不備から炭鉱業は世界でも最も死者が多いとされる。労働安全の監視当局は2日、全国の炭鉱業者に安全対策の見直しを行うよう通達を出していたことを明らかにした。
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