ニュース速報
ワールド
米与野党幹部、債務上限引き上げと予算案で合意間近=議会筋
10月26日、米共和・民主両党の代表とオバマ政権が米連邦債務の上限引き上げと予算案について合意間近であることが議会筋の話で分かった。米下院で1月撮影(2015年 ロイター/Jim Bourg)
[ワシントン 26日 ロイター] - 米共和・民主両党の代表とオバマ政権が米連邦債務の上限引き上げと予算案について合意間近であることが26日、議会筋の話で分かった。早ければ26日夜にも発表される可能性がある。
交渉では、米国の借り入れ権限を2017年3月まで延長する案が浮上しているという。これはオバマ大統領の任期を超える期間となる。
同時に進められている予算協議では、歳出を今後2年間に計800億ドル拡大することが検討されている。増加分は国防費と国内プログラム双方に均等に振り分けられる計画で、500億ドルを2016年度、残りを2017年度予算に充てる。
向こう2年間の320億ドルの戦費についても協議しているという。
債務上限が11月3日までに引き上げられなければ、米国債の元利払いなどが滞るデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある。
米財務省は10月27日に予定していた2年債入札の延期を決定している。
*内容を追加しました。