テスラ、航続距離短い低価格版を米国で発売 モデルＳとＸ

米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは１４日、セダン「モデルＳ」とスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「モデルＸ」について、航続距離の短い低価格モデルを米国で発売した。スイスのベルンで２０２０年撮影。（２０２３年　ロイター/Arnd Wiegmann/File Photo）

［１５日　ロイター］ - 米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは１４日、セダン「モデルＳ」とスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「モデルＸ」について、航続距離の短い低価格モデルを米国で発売した。

金利上昇が高価なＥＶの販売の妨げとなる中、売り上げ拡大を目指す。

新たに発売したのはモデルＳとモデルＸの「標準レンジ」モデルで、価格はそれぞれ７万８４９０ドル、８万８４９０ドル。

ウェブサイトによると、従来の最安モデルより１万ドル安く、９─１０月に納車可能。

航続距離はモデルＳが最大３２０マイル（５１５キロメートル）、Ｘが２６９マイル。