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先端半導体パッケージ関連特許、TSMCをサムスンとインテルが追走

2023年08月02日(水)13時57分

先端半導体パッケージ技術を巡る特許権取得レースは、先頭を走っているのが台湾積体電路製造(TSMC)で、サムスン電子がこれを猛追し、さらにインテルが続いている。資料写真、3月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

[1日 ロイター] - 先端半導体パッケージ技術を巡る特許権取得レースは、先頭を走っているのが台湾積体電路製造(TSMC)で、サムスン電子がこれを猛追し、さらにインテルが続いている――。レクシスネクシスが7月に公表したデータでこうした構図が明らかになった。

先端半導体パッケージは最新設計の半導体から最大限の機能を引き出すために不可欠で、半導体受託生産契約を獲得する上でも重要な集積化の技術。

レクシスネクシスのデータによると、TSMCとサムスン電子は何年も前から着実にこの技術に投資をしてきた一方、インテルはやや出遅れていることが分かる。

TSMCの先端半導体パッケージ技術に関する特許保有件数は2946件で、他企業に引用された回数など、特許の質という面でも全体的に最も高い。

サムスン電子の保有件数は2404件、インテルは1434件だった。

ロイター
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