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米MSのアクティビジョン買収、米控訴裁も差し止め請求退ける
米控訴裁判所は14日、米連邦取引委員会(FTC)が米マイクロソフトによる米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収の仮差し止めを求めていた問題で、FTCの申し立てを退けた。2022年1月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[14日 ロイター] - 米控訴裁判所は14日、米連邦取引委員会(FTC)が米マイクロソフトによる米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収の仮差し止めを求めていた問題で、FTCの申し立てを退けた。
この決定により、マイクロソフトのアクティビジョン買収に向けたハードルの一つが取り除かれた。
FTCはコメントの要請に応じていない。マイクロソフトのブラッド・スミス社長は「FTCの申し立てを退ける迅速な対応に感謝する。世界中の規制審査というマラソンでゴールに一歩近づいた」と述べた。
マイクロソフトのアクティビジョン買収に向けた独禁当局によるハードルは、英当局を残すだけとなった。
英独占禁止法当局の競争・市場庁(CMA)はクラウドゲーム市場での競争に与える影響を懸念して買収に反対する姿勢を示している。14日にはマイクロソフトから「詳細かつ複雑な」新提案を受け取ったとし、最終判断期限を8月29日まで6週間延長した。