ＫＫＲ、日立物流へのＴＯＢが成立 上場廃止へ

　１１月３０日、日立物流は、米投資ファンドのＫＫＲによる株式公開買い付け（ＴＯＢ）が成立したと発表した。写真はＫＫＲのロゴ。ニューヨークで２０１８年８月撮影（２０２２年　ロイター/Brendan McDermid）

［東京　３０日　ロイター］ - 日立物流は３０日、米投資ファンドのＫＫＲによる株式公開買い付け（ＴＯＢ）が成立したと発表した。ＫＫＲ関連企業が議決権比率で５１．１１％を保有する親会社となり、今後、日立物流が実施する自社株買いに日立製作所が保有株（３９．９１％）を応募する予定。一連の手続きを経て日立物流株は上場廃止となる。

ＴＯＢはＫＫＲ関連のＨＴＳＫが１０月２８日から１１月２９日まで１株８９１３円で買い付けていた。