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米格安航空フロンティア、スピリット買収に向け違約金導入
2022年06月03日(金)12時19分
米格安航空会社のフロンティア・グループ・ホールディングスは2日、スピリット航空の買収が成立しなかった場合に2億5000万ドルの違約金を支払うことで合意したと明らかにした。写真はスピリットのロゴ。2018年11月仏コロミエで撮影(2022年 ロイター/Regis Duvignau)
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米格安航空会社のフロンティア・グループ・ホールディングスは2日、同業スピリット航空の買収を実現するため、買収が成立しなかった場合に2億5000万ドルの違約金を支払うことで合意したと明らかにした。
これに先立ち、議決権行使助言会社のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、米規制当局が買収を認可しなかった場合に違約金を支払うようスプリット航空が交渉していないとして、買収案の否決を株主に勧告していた。
フロンティアのウィリアム・フランケ会長は「規制当局が今回の買収は競争にプラスになると判断すると確信しているため、違約金の導入に同意した」と表明した。
スピリット航空に対しては、米格安航空会社のジェットブルー航空が敵対的買収を提案している。
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