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中国レノボ10─12月期、利益が過去最高 ハイブリッドワークが普及

2月23日、世界最大のパソコン(PC)メーカーである中国のレノボ・グループ(聯想集団)が発表した第3・四半期(10─12月)決算は、利益が62%増の6億4000万ドルと過去最高を更新した。写真は会社のロゴ。2018年1月撮影(2022年 ロイター/Thomas White)
[上海 23日 ロイター] - 世界最大のパソコン(PC)メーカーである中国のレノボ・グループ(聯想集団)が23日発表した第3・四半期(10─12月)決算は、利益が62%増の6億4000万ドルと過去最高を更新した。
ハイブリッドワークが進み、PC需要が増大した。
リフィニティブのデータによると、売上高も17%増の201億ドルで過去最高だった。アナリスト予想の平均(184億ドル)を上回った。
「クロームブック」を除く商用PCの全世界での需要の伸びが1998年以降で3番目の大きさだった。リモートワークの普及で、より高品質・高価格の小型PCの売り上げが伸びたという。
半導体不足は依然として経営上の課題だが、緩和の兆しが見られるとした。純利益率を2倍に高める中期目標の達成に向けて順調に進んでいると説明した。