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S&P、中国の格付け据え置き 米中緊張が成長へのリスク
2020年06月29日(月)18時15分
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/headlines/images/biz/2020/06/29/2020-06-29T091555Z_1_LYNXMPEG5S0M4_RTROPTP_3_CHINA-ECONOMY-GDP.jpg)
6月29日、大手格付け会社S&Pグローバル・レーティングは中国のソブリン格付けを「A+/A-1」で据え置いた。見通しは安定的。4月16日、北京で撮影(2020年 ロイター/Thomas Peter)
[29日 ロイター] - 大手格付け会社S&Pグローバル・レーティングは29日、中国のソブリン格付けを「A+/A-1」で据え置いた。見通しは安定的。
S&Pは、中国が今後数年、他の中所得国と比較して平均以上の経済成長を維持すると予想。
ただ、新型コロナウイルスの流行や経済構造改革の取り組み、米国との緊張による圧力を受けるとの見方も示し、米中関係は予見可能な将来、正常化しないと予想した。
S&Pは、新型コロナ危機から回復するに伴い、2021─23年の1人当たり実質国内総生産(GDP)の伸び率は平均5.5%との予想を示した。
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