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米国株式市場は小幅高、FOMC後に下げ転換の場面も
1月31日、米国株式市場は小幅高。取引序盤は買い優勢だったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に下げに転じる場面もあった。ニューヨーク証券取引所で26日撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は小幅高。取引序盤は買い優勢だったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に下げに転じる場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)はインフレ率が今年上昇するとの見方を示し、3月にも利上げを実施する軌道から外れていないことを示唆した。
FRBは金利据え置きを決定したが、「一段の段階的な」利上げは正当化されるとの見解をあらためて示した。
HSBC証券の首席米エコノミスト、ケビン・ローガン氏は「FOMCのメンバーはインフレ上昇見通しに自信を深めている」と述べた。
市場予想を上回った1月の米ADP民間雇用者数も、米経済は堅調とのFRBの見方を裏付けた。
米航空機大手ボーイング
同社はダウ構成銘柄の中で上昇率トップ。同指数の上昇に寄与した。
米フェイスブック
S&P500主要11セクターのうち、S&P情報技術<.SPLRCT>が指数へのプラス寄与度トップだった。
一方、S&Pヘルスケア<.SPXHC>が1.5%安となり、指数の重しとなった。アマゾン・ドット・コム
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.14対1の比率で上回った。ナスダックでは1.61対1で値下がり銘柄数が多かった。
S&P総合500種構成銘柄では、34銘柄が52週高値を更新し、3銘柄が安値を更新。ナスダック総合構成銘柄では82銘柄が新高値をつけ、48銘柄が新安値を付けた。
米取引所の合算出来高は80億5000万株。直近20営業日の平均は71億8000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26149.39 +72.50 +0.28 26268.17 26338.03 26050.98 <.DJI>
前営業日終値 26076.89
ナスダック総合 7411.48 +9.00 +0.12 7443.25 7453.99 7381.13 <.IXIC>
前営業日終値 7402.48
S&P総合500種 2823.81 +1.38 +0.05 2832.41 2839.26 2813.04 <.SPX>
前営業日終値 2822.43
ダウ輸送株20種 10972.06 +6.65 +0.06 <.DJT>
ダウ公共株15種 699.25 +7.54 +1.09 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1361.50 +11.06 +0.82 <.SOX>
VIX指数 13.54 -1.25 -8.45 <.VIX>
S&P一般消費財 857.88 -2.98 -0.35 <.SPLRCD>
S&P素材 394.50 +0.36 +0.09 <.SPLRCM>
S&P工業 671.32 +2.69 +0.40 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 595.65 -2.43 -0.41 <.SPLRCS>
S&P金融 493.45 +0.54 +0.11 <.SPSY>
S&P不動産 199.90 +4.08 +2.08 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 553.45 +0.48 +0.09 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1019.08 -14.95 -1.45 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 165.00 +0.26 +0.16 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1189.88 +8.65 +0.73 <.SPLRCT>
S&P公益事業 259.07 +2.82 +1.10 <.SPLRCU>
NYSE出来高 11.26億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 23285 + 195 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物3月限 円建て 23260 + 170 大阪比 <0#NIY:>
(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)