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11月米耐久財コア受注予想以上の減少、ドル高など響く

2015年12月24日(木)01時34分

 12月23日、11月の米耐久財コア受注が予想を超えて減少した。写真はカリフォルニア州の油田で2013年4月撮影(2015年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ワシントン 23日 ロイター] - 米商務省が23日発表した11月の耐久財受注は、非国防資本財から航空機を除いたコア受注が前月比0.4%減となり、予想の0.1%を超えて減少した。ドル高とエネルギー産業の支出削減が引き続き製造業部門の足かせになっていることが示された。

10月分は1.3%増から0.6%増に大きく下方修正。企業の間で在庫削減の動きが出ていることも製造業の重しとなっている。

国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は0.5%減。10月分は0.5%減から1.0%減に下方修正された。

耐久財受注全体は前月比横ばい。予想は0.6%減だった。10月分は2.9%増と、修正はなかった。

耐久財在庫は0.3%減、受注残は0.2%増となった。

ロイター
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