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ユーロ圏小売売上高、12月は前月比-1.6% ドイツが急減
2019年02月05日(火)19時33分
[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した2018年12月のユーロ圏小売売上高は前月比1.6%減少した。
ロイターがまとめた市場予想と一致した。食品以外の売り上げやオンライン販売の減少が目立った。ドイツの小売売上高が11年ぶりの大幅な減少を記録した。
ユーロ圏経済の減速が浮き彫りとなった。
前年同期比では0.8%増加した。
内訳では、非食品の売り上げが前月比2.7%減。電化製品・家具が2.1%減、繊維・衣料が2.9%減、通信販売・オンライン販売が6.1%減だった。
国別で最も大きく落ち込んだのはドイツで、前月比4.3%減。ドイツ連邦統計庁は、11月の小売売上高が、クリスマスを控えた買い物やブラックフライデー(黒字の金曜日)などの値下げで非常に高水準だったことが背景と説明している。
フランスは0.1%減。オーストリア、アイルランド、ポルトガルの小売売上高は増加した。
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