コラム
「お上」に従う電力会社を優先審査する原子力規制委員会の裁量行政
全国の原発を止めたまま安全審査をしている原子力規制委員会は、九州電力の川内原発1、2号機を「優先審査」することを決めた。今まで6原発10基
STAP細胞事件から見えてきた現代の科学研究の死角
理化学研究所の小保方晴子氏などのチームが発見したとされる「STAP細胞」について、多くの疑惑が出ている。"Nature"に発表された論文の
日本は「貿易立国」を卒業したが、安倍政権はそれを知らない
2012年末に安倍政権が誕生したとき、「日銀が輪転機をぐるぐる回してお札を印刷すればデフレを脱却できる」という安倍首相の話がもてはやされ、
「ビットコイン」の盗難事件で仮想通貨は終わるか
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の最大手の取引所、「マウント・ゴックス」がサービスを停止した。いまだに公式の説明はないが、東京に
「ケネディ姫」のわがままが日米関係を混乱させる
共同通信によると、NHKがキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使へのインタビューを申し込んでいったん了承されたが、2月になって大使館が百田
二人の元首相が錯覚した原発の「サンクコスト」
東京都知事選挙は、予想通り舛添要一氏の圧勝に終わったが、最近まれに見るバカバカしい選挙だった。その最大の原因は、当初は有力候補とみられた細
民主党が政権に残した「バカの壁」原子力規制委員会
東京都知事選挙で細川元首相などが「原発再稼動の阻止」を訴えているのに対して、安倍政権は「原子力規制委員会が安全と認めた原発は再稼動する」と
「脱原発」と「脱成長」で若者に未来はあるのか
東京都知事選挙は、世代間戦争の様相を呈してきた。76歳の細川元首相は「脱原発」だけではなく「脱成長」と言い出し、72歳の小泉元首相は「代案
「地域主権」が国家を破壊する
民主党は2009年の総選挙のマニフェストで「地域主権」を掲げたが、これは名辞矛盾である。主権とは「他の意思に支配されない国家統治の権力」(
30分でできる「3兆円の緊急経済対策」
年明けから株式市場が変調だ。14日の日経平均株価は終値で490円下がり、昨年末の高値から900円以上も下がった。1990年の年明けから始ま