コラム

エコノMIX異論正論 池田信夫

日銀バッシングの貧困

 経済政策で手詰まりになった民主党政権が、日銀に金融緩和の圧力を強めている。菅直人財務相は、国会で物価水準について「プラス1%ないし、もう少

2010.03.04

トヨタ社長の涙が暗示する日本経済の暗い未来

 トヨタ自動車の豊田章男社長が出席した米下院の公聴会は、いささか趣味の悪い見せ物だった。議員たちは具体的な材料もなしに、攻撃的な言葉によって

2010.02.26

欧州の「ブラックスワン」は日本に飛来するか

 本誌の今週号の特集は「ユーロ危機」。ギリシャに始まったPIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)と呼ばれる諸国の

2010.02.18

ユニバーサルサービスという名の社会主義

 今週、政府の発表した「郵政改革素案」は、日本郵政の「国営化」を進める方針を明確に打ち出した。現在の持株会社に郵便事業会社と郵便局会社を統合

2010.02.11

子ども手当に「乗数効果」はあるか

 1月26日の参議院予算委員会で「乗数効果」をめぐって珍問答が展開された。自民党の林芳正氏(元財政金融担当相)が「子ども手当の乗数効果はいく

2010.02.04

iPadで拡大する日米の情報格差

 話題を呼んでいたアップルのタブレット端末iPadが27日、発表された。ほぼ予想どおりで、iPhoneを4倍に拡大したような感じだ。ソフトウ

2010.01.28

グーグルは中国の「国家資本主義」に勝てるか

 グーグルが中国からの撤退を示唆した事件は大きな反響を呼び、アメリカと中国の政府がコメントする事態に発展した。それはこの問題が一企業のビジネ

2010.01.21

日本経済の再建には株主資本主義が必要だ

 日本航空(JAL)の経営再建問題が、大詰めを迎えている。企業再生支援機構の支援を前提にして会社更生法を申請する方向で取引銀行も一致し、10

2010.01.13

民主党は自民党の改革に学べ

 鳩山首相が、1月4日に開かれた財界の新年会で「みなさんは供給サイドだが、われわれは需要サイドを中心にやっていきたい」とあいさつし、会場には

2010.01.07

予算編成にみる「短期決戦」症候群

 来年度予算の骨格がやっと決まった。例年なら20日に財務省原案が出て、復活折衝が行なわれて30日に政府原案が出るが、今年は「政治主導」でやる

2009.12.24
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでいない」の証言...「不都合な真実」見てしまった軍人の運命
  • 4
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 5
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 6
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 7
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 8
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 9
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 10
    巨大隕石の衝突が「生命を進化」させた? 地球史初期…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 6
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 9
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 10
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中