コラム
日立と三菱重工「幻の合併騒動」でわかった経営者とメディアの劣化
けさの日本経済新聞を読んだ読者は、驚いたことだろう。1面トップの大見出しで「日立・三菱重工 統合へ」と題した記事は、こう報じている。 日立
NTTを100%民営化して「普通の会社」にしよう
原発事故をきっかけに電力自由化が論議を呼んでいるが、通信自由化も前進するかも知れない。第3次補正予算の財源として、政府の保有しているNTT
孫正義氏は政商か革命家か
先日、霞ヶ関のOB数人と話した。話題はやはりエネルギー問題になり、特にソフトバンクの孫正義社長の「メガソーラー」に話題が集中した。彼の行動
一人の官僚の進退が霞ヶ関と永田町に広げる波紋
いま政界・官界が、一人のキャリア官僚の身の振り方に注目している。古賀茂明氏。経済産業省の大臣官房付という「待命ポスト」について1年半になる
「ストレステスト」騒動で高まる政権のストレス
原発の再稼働をめぐって菅首相の発言が二転三転し、振り回された海江田経産相が国会で辞意を表明する異例の事態に発展した。ここに至る首相の支離滅
アナログ放送の跡地は「広大な空き地」になる
7月24日、アナログ放送の電波が止まる歴史的な日が1ヶ月後に近づいてきた。これは10年前に電波法で決まった期日だが、そのときからテレビ局に
市民運動の原点に戻った菅首相は「原発解散」を仕掛けるのか
菅首相のポストへの異常な執念が、政局を混乱させている。民主党の執行部と野党が合意した「50日延長」を首相の一存で蹴飛ばし、70日延長に持ち
「イタリア化」する日本
辞めそうで辞めない首相が国民をいらだたせているが、本人はいたって意気軒昂・・・といっても日本のことではない。イタリアのベルルスコーニ首相は
菅政権が崩壊しても変わらない民主党と霞ヶ関と財務省の危うい「三角関係」
菅直人首相の退陣が秒読みになる中で、後継者として野田佳彦財務相の名前が挙がってきた。党内からは「財務省のあやつり人形」とか「増税シフト」な
脱原発の主役は「自然エネルギー」ではない
ドイツのメルケル首相は5月30日、2022年までに国内にある17基の原子力発電所をすべて廃止すると発表した。ドイツでは10年前に原発を全廃