コラム

エコノMIX異論正論 池田信夫

「黒田バズーカ」はなぜ逆噴射したのか

 日本銀行の総裁に就任した黒田東彦氏が4月4日に発表した「異次元緩和」は、強烈な印象を与えた。日銀が「2年後に2%の物価上昇率を実現するため

2013.05.28

「シェール革命」は日本のチャンスかピンチか

 日本のエネルギー政策が、原発を止めたまま、その下に活断層があるかどうかなどという不毛な議論をしているうちに、世界のエネルギー情勢は大きく動

2013.05.21

「国債バブル」の崩壊は市場の合理的行動

 日銀の黒田総裁が4月4日に「異次元緩和」を発表したとき、その第1のねらいは「資産買入れにより、イールドカーブ全体の金利低下を促し、資産価格

2013.05.14

グローバル資本主義は「ユニクロ化」する

 ユニクロの親会社、ファーストリテイリングの柳井正CEO(最高経営責任者)が打ち出した「世界同一賃金」構想が波紋を呼んでいる。朝日新聞で報じ

2013.05.07

安倍首相は「親学推進議員連盟」の会長を辞任せよ

 安倍首相は、19日に発表した成長戦略スピーチで、その中核として「女性の活躍」をあげた。主な項目は次の通りだ: 1)社会のあらゆる分野で20

2013.04.23

日本が「シェール革命」の恩恵を受けるにはパイプラインが必要だ

 今アメリカ経済は「シェール革命」にわいている。深い地底にある頁岩(シェール)から天然ガスや原油を採掘する技術が実用化したことで、その埋蔵量

2013.04.16

「池の中の鯨」になった黒田日銀はうまく泳げるのか

 黒田東彦総裁が就任して初の金融政策決定会合が4日行なわれ、日銀は2014年末までに270兆円の資金供給を行うことを中心とする大規模な「質的

2013.04.09

アベノミクスの「偽薬効果」に副作用はないのか

 一本調子で急上昇を続けていた株価が、4月に入って下落に転じている。2日の日経平均株価の終値は、131円の続落で1万2003円。一時は300

2013.04.02

雇用改革は「閉じた社会」から「開かれた社会」への変化だ

 民主党政権ではタブーだった「解雇規制」という言葉が、国会で出て来た。産業競争力会議などで解雇規制の緩和を求める声が出ていることについて、安

2013.03.26

「発送電分離」は業界の抵抗で骨抜きになったのか

自民党の経済産業部会は19日、電力システム改革の方針について政府原案で「2015年に国会に提出する」としていた発送電分離と電気料金規制などに

2013.03.20
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中