コラム
零下10℃下の門前払い
12月25日。クリスマスなのに、近所にあるちっぽけな店で昼ごはんの蘭州ラーメンをすすっていたわたしのところに、友人の中国メディア記者(仮に
重慶事件から占う中国の明日
先月の中国共産党トップの総入れ替え後、数回にかけてこのコラムでも新指導部トップ情報について書いてきたが、だんだん一般の日本人読者はあまり中
温床と人脈、見えない糸口
習近平党総書記を中心とした新体制が誕生してからほぼ3週間が経った。11月末まではずっと、メディアを通じて党内でいろいろと地固めをしているら
中国新トップ、斜めから眺めてわかった意外な共通点
中国共産党の総書記に習近平が選ばれ、習体制が立ち上がってから、すっかり国家主席、首相(国務院総理)を務める胡錦濤と温家宝の陰は薄くなった。
習近平の新時代へ
とうとう、胡錦濤の時代が終わり、習近平の時代が始まった。5年前の中国共産党の党大会で次期指導者として指導部メンバー入りして以来、その動向が
見えない中国、見える中国
ここ数日、ツイッターに「斯巴達」という言葉が舞っている。「いつもだったら5分の距離なのに、もう40分以上かかってる。夕飯の約束に大遅れ。『
「你幸福嗎?(あなたは幸せですか?)」
10月初め、中国の国営放送、中央電視台のニュース番組で、「你幸福嗎?」(あなたは幸せですか?)とマイクをつきつけられた人が、「我姓曽」(わ
尖閣と靖国:対日強硬策最終ラウンド
うーん、だんだんさすがに反日デモ関連のことばかり書くのも飽きてきた。というか、すでに街は表面的には日常を取り戻している。一部ではばらまかれ
それでも日本は走り続ける
中国は9月30日の中秋節から国慶節(10月1日)の8連休に突入、それが明けると休み前の反日デモが醸造した重苦しいムードから開放された。そし
燃え広がった反日デモと「愛国」の正体
(編集部注:本稿はNewsweek日本版10月3日号「反日の行方」特集に掲載されました) 9月18日、81年前の柳条湖事件の記念日に「予告