『アステイオン』本誌

1989/7月発売
vol013

特集:改めて税制改革を考える/戦争と国家の責任

1989/7発売

目次

【巻頭論文】

  • ボーダレスの経済とリーダーレスの政治本間長世

【特集「改めて税制改革を考える」】

  • 税は社会を変える森口親司
  • 日本型税制改革のひずみ本間正明
  • 税制改革の現場から大軒由敬

【特集「戦争と国家の責任」】

  • 言論、戦争、そして責任井上達夫
  • 歴史を裁く礼儀
    ――ソーンの「太平洋戦争とは何だったのか」をめぐって
    池田 清+粕谷一希

【ワールド・ダイアローグ】

  • ポップアートを生んだ時代ロイ・リクテンシュタイン
    +ハーバート・パッシン

【誌上シンポジウム】

  • 目に見えぬ壁――日本文学に描かれた外国人平川祐弘+田中優子
    +川本皓嗣+鶴田欣也

【連載】

  • 大正幻影(13)佐藤・谷崎の描く「紙上建築」の世界川本三郎
  • 花顔の人――花柳章太郎伝⑤大笹吉雄
  • 九鬼周造の世界⑤――偶然性の問題坂部 恵

  • 夏歌二首そして別離歌一首丸谷才一
  • 心の距離土居健郎
  • キウィの国の日本語ブーム伊東節子
  • 中ソ首脳会談と「人民の波」中嶋嶺雄
  • 書の誕生石川九楊
  • サッチャー首相のペレストロイカラルフ・ダーレンドルフ
  • 挿絵入り『源氏物語』版本秋山光和
  • 風の町にて――八戸・青森村上善男
  • 「暮しの手帖」の文体――戦後社会のある象徴向井 敏
  • 衆愚と世論の間で半藤一利
  • ハーバマス著『コミュニケイション的行為の理論』
    対話的理性と脱モダン
    今田高俊
  • ハックスリイ著『すばらしい新世界』
    「ユートピア」の中の「ディストピア」
    高田 宏
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