この3か所は6キロ圏内にありますが、広大なアンコール遺跡のほんの一部にすぎません。平坦な敷地を甘く見てレンタサイクルでまわろうとしたら、文字どおりヤケドします。強い陽射しが苦手な人は、トゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーを利用しましょう。ホテルなどが斡旋するトゥクトゥクは一日チャーターして3000円程度。それでも、屋根のない遺跡では残酷な太陽に焼かれ続けるので、覚悟して挑んでください。
[旅のアドバイス]
アンコール遺跡を観光中に暑さに耐えられなくなったら、迷わず西バライに避難です。11世紀ごろに造られた東西8キロ・南北2キロの貯水池で、アンコールの都に住む60万もの人々の生活を支えていました。今では現地の家族連れや若者で賑わう水浴び場となっていて、海の家よろしく屋台や貸しゴザ、ハンモック、パラソルもあって、心ゆくまで涼めます。
[DATA]
遺跡名称:アンコール
遺産種別:文化遺産
登録年:1992
登録基準:(i)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)
[アクセス]
成田...飛行機7時間...バンコク...飛行機1時間...シェムリアップ...トゥクトゥク20 分...アンコール
[日程&費用]
4泊5日/ なんと10万円!
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