「サンダース大統領」に金融業界が恐れる最悪の可能性

2020年3月2日(月)16時15分
パラシュ・ゴシュ

「サンダースとウォーレンが大統領・副大統領候補指名を獲得し、民主党が大統領選と上下両院選の両方で圧勝し、まだ議論のある政策に対する支持が膨らむこと。この3つ全部が実現するとは考えにくい。劇的な政策転換が起きる可能性は5%以下だろう」

それでも、サンダース大統領は「米経済を破滅させる」というロイド・ブランクファイン前ゴールドマン・サックスCEOのツイートは、金融業界の空気を物語っている。

では、誰が大統領なら安心できるのか。

「市場はトランプの再選を願っている」とセブンズ・リポート・リサーチのトム・エッセイは言う。「株主に最も優しい大統領だ」

<2020年3月3日号掲載>

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2020年3月10日号(3月3日発売)は「緊急特集:新型肺炎 何を恐れるべきか」特集。中国の教訓と感染症の歴史から学ぶこと――。ノーベル文学賞候補作家・閻連科による特別寄稿「この厄災を『記憶する人』であれ」も収録。

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