ドル高の「弱い支柱」、肝心の米賃金が伸び悩み
2015年6月2日(火)15時47分
[東京 1日 ロイター] - 12年半ぶりに125円台に一時乗せ、ドル高が加速しているほどには、米国の実体経済は強くない。肝心の賃金が伸び悩んでいるほか、原油安効果も表面化せず、個人消費の先行きが懸念されている。早期の米利上げ観測もドル高の背景となっているが、米景気回復のスピードが弱ければ、ドル押し上げのパワーも低下しそうだ。
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