最新記事
育児

子供を出産に立ち会わせた母親...1歳児の「反応」を捉えた動画に「トラウマになる」と批判の声も

Little Girl's Face After Watching Mom Give Birth Is 'Straight Terror'

2024年9月7日(土)19時14分
ダニエラ・グレイ
出産シーンを子供に見せるべきかで議論が沸騰

写真はイメージです nimito/Shutterstock

<幼い子供に出産シーンを見せることについて、「自分もそうしたい」という声が上がった一方で、「人生最初の記憶になる」と否定的な意見を述べる人も>

自分の弟が生まれる瞬間に立ち会うのは、子供にとって「素晴らしい経験」と言えるだろうか? 母親が出産する瞬間を目のあたりにした1歳児の反応がSNSにアップされ、その様子を見た人たちから賛否両論の声が上がっている。これを「すごくキュートな出来事」と捉えた人もいれば、「ひきつった表情だ」「トラウマになる」と非難する人もいた。

■【動画】子供を出産に立ち会わせるのはアリ? 「その瞬間」を目撃した1歳児の「反応」を公開した母親に賛否

動画のなかでは、二度目の出産に臨んだ母親のアマンダ・ガラット(Amanda Galat)が、生まれたばかりの赤ちゃんを胸に抱くかたわらで、出産の一部始終を見たばかりの1歳4か月の女の子が、ガラットのパートナーに抱かれ、はた目にも「呆然」としているように見える表情を浮かべている。

ガラットは動画に、「ほんとに怖がっている顔(笑)」とキャプションをつけ、娘が当惑した様子だったことをユーモラスな表現で認めている。

「最初は娘と一緒に病室に入るつもりはなかった。でも、娘が恋しくなったので、(ベビーシッターをしてくれていた)いとこに頼んで、赤ちゃんが生まれる前にもういちど会えるように、娘を病院に連れてきてもらえないかと頼んだ」。22歳のガラットは、本誌にそう話した。ガラットは、2日前から娘に会っていなかった。陣痛が予定より早く始まったからだ。

「(いとこと娘が)来るのが遅くなったので、彼らが病院についた頃には、わたしは(無痛分娩のための)硬膜外麻酔を受けていて、破水もしていた。その直後に赤ちゃんが生まれたので、病室を出て娘を連れて帰ってもらう間もなかった」とガラットは説明した。

動画は約200万回視聴され、さまざまな反応が寄せられた

ガラットは、動画の中の自分が震えて歯をカチカチさせていることにも触れている。ほかのソーシャルメディアユーザーの多くは、コメント欄でそれを「レイバーシェイク(お産の震え:産後悪寒戦慄)」と呼んでいる。Parents.comの記事によれば、産後悪寒戦慄は、ホルモンの変化、アドレナリン反応、体温に関係するという。すべての女性が経験するわけではない。

「硬膜外麻酔を受けたあと、むずむずした感じとひどい震えが始まった。赤ちゃんが生まれたころには、じっと座っていられないほどひどく震えていた」とガラットは本誌に話した。「出産後、1時間くらいで落ちついたが、はじめのうちはものすごかった」

ガラットの動画の視聴回数は200万回近くに達し、視聴者からはさまざまな反応が集まった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米加州、商用トラックの排ガス規制巡る申請取り下げ 

ワールド

韓国大統領を拘束、現職で初 尹氏「流血避けるため出

ワールド

印ディーラー向け乗用車販売、昨年は4.2%増 4年

ビジネス

ロシア、グーグルに7800万ドルの罰金 行政処分に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」がSNSで大反響...ヘンリー王子の「大惨敗ぶり」が際立つ結果に
  • 4
    「日本は中国より悪」──米クリフス、同業とUSスチ…
  • 5
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 6
    日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で…
  • 7
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 8
    ド派手な激突シーンが話題に...ロシアの偵察ドローン…
  • 9
    トランスジェンダーを抹消か...トランプ政権、気候変…
  • 10
    LA史上最悪の山火事が招いた、ハリウッド映画のよう…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 6
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も…
  • 7
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「…
  • 8
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 9
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 10
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中