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米テスラの中国製EV販売台数、9月は前年比19%増

2024年10月10日(木)13時54分

中国乗用車協会(CPCA)が9日に発表したデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの中国製EVの9月販売台数は前年比19.2%増加した。写真は2020年1月、中国・上海で開かれたテスラの納車イベントで撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

[北京 9日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が9日に発表したデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの中国製EVの9月販売台数は前年比19.2%増加し、8万8321台となった。

中国製「モデル3」と「モデルY」の販売は前月比では1.9%増加。テスラは中国製EVの一部を欧州など海外に輸出している。

同社の10日の発表によると、中国国内のEV販売台数は7万2000台で、前年比66%増えて、今年に入ってから月間ベースの最高を記録した。

中国の競合である比亜迪(BYD)は、ダイナスティシリーズとオーシャンシリーズのEVとプラグインハイブリッド車の9月販売台数が前年比45.56%増の41万7603台となり、単月の最高を更新した。このうち7.9%に相当する3万3012台は海外で販売した。

テスラは9月の好調な伸びにより、7─9月期の中国製EV販売台数が12%増加した。年初来で初めて前四半期より増加した。    

テスラは、消費者需要を刺激するインセンティブを拡大しており、9月下旬には、現地企業との競争が激化する中国でモデル3とモデルYを対象とした無利子ローンの提供をさらに1カ月延長し、10月末までとした。

ロイター
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