コラム

「悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学的手法で詳しく聞いてみた結果とは(TransTech Conferenceから)

2019年02月07日(木)17時30分

ヨガやサーフィンの愛好者はもちろんのこと、水泳やランニングの愛好者の中にもPNSEの人がいる。また反対に、そうしたことを一切していない人でも、PNSEに入っている人もいる。

特に若い人の間には、欠乏の心ではなく、満たされた心で活動している人が増えてきているように思う。

どうせなら、満たされた心の人が増えてくれれば、世の中はより楽しくなるように思う。

Google社内で一番人気の課外プログラムはマインドフルネスで、そのプログラムを開発したChade Meng-Tan氏は、悟った人を100万人作りたい、と語っているという。またTransTech Conferenceの主催者たちは、テクノロジーを使えば2030年までに、心が満たされた人の数を10億人に増やせるはずだと語っている。

常に欠乏した意識から、常に幸福に満たされた意識へ。人類は今、大きな変化の扉の前に立っているのかもしれない。

次回の記事では、欠乏の意識の人をPNSEに移行させるための実験とその成果について見ていきたい。


プロフィール

湯川鶴章

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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