最新記事
事件

PC内部で孵化、無数のクモが這い回る「悪夢の光景」にネット戦慄 「彼らが君をwwwに接続してくれる」との励ましも

Internet Reacts to Spider Eggs Hatching Inside Computer: 'Burn It'

2024年10月11日(金)20時15分
ルーシー・ノタラントニオ
赤ちゃんグモ

(写真はイメージです) Abdul Gapur Dayak-Shutterstock

<英国在住のユーザーがレディット(Reddit)に投稿した画像が話題に。駆除してもなおその残像に苦しんでいるという投稿主に対し、ユーモア溢れる励ましが多数寄せられている>

ある学生がインターネット上でアドバイスを求めた。ただし、それは教育上の悩みではなく、コンピューターが気味悪く這い回る生物たちに乗っ取られてしまったことに関するものだ。

【写真】PCの中に産み付けられたクモの卵が孵ってしまったとき目にする絶望的光景(閲覧注意)

オンライン掲示板のレディット(Reddit)にu/Duck_Shoverが投稿した画像は、クモ恐怖症の人にとっては最悪の悪夢と言えるだろう。何しろコンピューターの筐体の隙間から、小さなクモたちが出現してきているのだ。この恐ろしい画像には、「コンピューターの中にクモの卵が産み付けられていたようだ。アドバイスあるかな?」というキャプションが添えられている。9月24日に投稿された後、瞬く間に話題となり、10月11日現在7万9000の「いいね」を獲得している。

u/Duck_Shoverは本誌の取材に対し、こう述べている。「この画像を投稿したとき、コンピューターの中にはもっとたくさん潜んでいると思っていました。クモの卵には数百、数千の赤ちゃんグモが入っていると思っていたんです」

害虫駆除サービスを提供するエコガード・ペスト・マネジメントによれば、クモが産む卵の数は種によって大きく異なる。家の中で一般的に見られるクモの場合、1つの卵嚢に約100個の卵が入っている。

英国在住の投稿主は、卵の数は約50個だったと推測しており、英国の住宅でよく見かけるユウレイグモ科の一種だった可能性がある。ユウレイグモ科のクモは50個ほどの卵を産む。卵の数は多いものの、赤ちゃんグモの生存率はかなり低い。

u/Duck_Shoverは本誌の取材に対し、「PCを分解してみたら2匹しか残っていませんでした」と語っている。「もうほとんど外に出ていました。PCのパネルは簡単に取り外すことができ、掃除機で吸い取ってから、隅々まで拭きました」

「コンピューターの周りにあったすべてのものに掃除機をかけ、寝具やベッドの上に置いていたいくつかの衣類も洗濯しました。これらはその日の朝に置いたもので、帰宅後に片付けようと思っていたところだったんです」

クモは一掃したものの、この体験はu/Duck_Shoverに心理的なショックを与えたようだ。u/Duck_Shoverはあるユーザーに「クモが体を這っているような気がしてなりません」と語っている。

ユーガブが成人1000人を対象に実施した2022年の調査によれば、人々が恐れているものとして最も頻繁に挙げられるのは、ヘビ、高所、クモなどだ。女性は、男性よりはるかに高い確率でクモや昆虫を恐れている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

インフレリスクなお残る、経済政策に不透明感=クーグ

ワールド

NATO加盟国、6月までに国防費GDP比2%達成必

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、円は一時149.40円と1

ビジネス

米国株式市場=反落、ダウ450ドル安 ウォルマート
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 5
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 6
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 7
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 8
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 9
    トランプ政権の外圧で「欧州経済は回復」、日本経済…
  • 10
    ロシアは既に窮地にある...西側がなぜか「見て見ぬふ…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 5
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 6
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    週に75分の「早歩き」で寿命は2年延びる...スーパー…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中