対話集会でトランプを追い詰めた女性アンカーに敵対的性差別主義者が激怒
Savannah Guthrie 'B****' Google Searches Surge Follow Trump Town Hall
ピスコポは、2015年にFOXテレビのメガン・ケリーがトランプを追及した際に、トランプが性差別的な言葉を使った一件を例に挙げ、「トランプ自身、さまざまな問題について女性から厳しく追及された時に、女性を蔑視するような対応をした過去がある」とピスコポは指摘。だからガスリーに対して今回のような攻撃が行われたことに驚きはないと語った。
「だが正直に言って、女性ジャーナリストであるガスリーにとって、このような攻撃は目新しいものではないだろう。ある調査の推定によれば、著名な女性ジャーナリストは1日に200件の嫌がらせツイートを受けている」とピスコポは語った。「今回の選挙だけを見ても、ガスリーのほかにも民主党の副大統領候補のカマラ・ハリスやトランプを批判した民主党のミシガン州知事グレッチェン・ホイットマーなど多くの女性が、オンラインで嫌がらせを受けたり、侮辱的な言葉を使って検索されたりしている。
2016年の米大統領選で使われた性差を特徴づける言葉について研究を行ってきた、英グラスゴー・カレドニアン大学のデービッド・マグワイア研究員(人材開発)は、本誌にこう語った。「サバンナ・ガスリーについて不快な言葉を使ったグーグル検索が急増したことは、公職に就いている女性をモノとして見る傾向が今も続いていることを示している」