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米軍駐留費トランプ、在韓米軍の駐留負担金めぐり韓国案拒否「自国の防衛に貢献する気があるかという問題だ」
トランプ米大統領は20日、在韓米軍駐留費の負担増を巡る韓国側の提案を拒否したと明らかにした。写真は4月20日、ワシントンのホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)
トランプ米大統領は20日、在韓米軍駐留費の負担増を巡る韓国側の提案を拒否したと明らかにした。
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの記者会見で「韓国側が一定の額を提示したが、わたしは拒否した」と表明。「われわれは素晴らしい国を防衛しており、韓国には大きな割合を負担するよう求めている。自国の防衛に貢献する気があるかどうかという問題だ」と述べた。
また、韓国は2万8000─3万2000人規模の米軍駐留に対し、年間約10億ドルを支払っていると語った。
米当局者は今月上旬、ロイターに対し、韓国が4月半ばの総選挙前に提案した負担増をトランプ氏が拒否したと明らかにしていた。当局者によると、韓国側は従来の負担額を少なくとも13%増やす案を示した。
トランプ大統領は「われわれは偉大な任務を行っている。互いの関係は素晴らしいが、われわれは公平で公正な扱いを受けるべきだ」と述べた。
駐留米軍の規模縮小について、韓国大統領と交渉しているとの報道に関する記者からの質問に対しては「問題は縮小ではなく、自国の防衛に貢献するかどうかということだ。われわれは非常に裕福な国家を防衛している。彼らはわれわれのテレビを生産している。船舶などあらゆる製品を生産している」と語った。
その上で、交渉の行方について「近く分かるだろう」と述べた。
ホワイトハウスは前週末、トランプ大統領が18日に韓国の文在寅大統領と会談し、新型コロナウイルス感染症の検査キット調達に関する韓国の支援に謝意を表明したと明らかにした。両首脳は安全保障上の関係強化に向けた方策についても協議したという。
*内容を追加して再送します。
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