ブラッドは意地悪をしては泣いて謝るだけで、キャラクターにそれ以上の深みはない。クーパーの描き方も物足りない。最も気の毒な役どころだが、セクシーな同僚に「あなたは悪くない」「もし離婚したら私がいる」と励まされるシーンは必要なかった。

結局、この作品はセクシーというより陳腐なメロドラマだ。「人生最高のセックスはどう?」「ええ、お願い」といったクサいセリフが堂々と飛び交うのだから。

ほぼフルヌードの男女が体をぶつけ合うのを見たいのなら、『セックス/ライフ』はおすすめだ。ただし、頭を空っぽにできない人や最後までしっかり見たいタイプの人は、欲求不満になるだろう。

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