テレビ番組に主演の話も
映画の制作は、昨年8月にミネアポリスで開かれた「第1回インターネット猫ビデオ・フェスティバル」で始まった。映画祭を取材していたカパー監督はバブに出会い、この子を作品の中心に据えようと考えた。「バブの来歴を聞いて、大きなスクリーンでこの話をやってやろうと思った」とカパーは言う。
映画はネットにおける猫ブームについても取り上げている。バブのようにネットで大人気となった猫たちの「マネジャー」を務める人物へのインタビューを交え、スター猫はどのように、なぜ誕生するのか、それがどのように収益を生むようになるのかを追う。
「猫は『謎めいたペット』で、犬よりも人との距離がある」と、アイズナー監督は言う。「人々が猫のビデオを見るのが好きなのは、普段見ているのとは違った姿を見られるからだ」
9月に本が発売されるほか、動物専門チャンネルのインターネット向け番組に主演する話も出ていて多忙なバブ。故郷に帰って恋人のスムーシュ君に会う時間があればいいのだが。
[2013年5月21日号掲載]
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