最新記事

暗号資産

ドージコイン急落 イーロン・マスクがサタデー・ナイト・ライブで「詐欺」と発言

2021年5月10日(月)10時52分
イーロン・マスク

暗号資産(仮想通貨)のドージコインが急落した。写真は2019年6月、ロサンゼルスでイベントに出席するマスク氏。2019年6月撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

暗号資産(仮想通貨)のドージコインが9日、急落した。暗号資産の熱心な支持者であるテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」のコントでドージコインは「詐欺」と発言したのを受けた。

暗号資産取引所バイナンスでドージコインは0.416ドルと、番組放送前の0.65ドル近辺から約36%下げた。その後に下げ幅を縮小し、直近は0.569ドル前後。

マスク氏は同番組に米東部時間8日午後11時半(日本時間9日午後0時30分)にゲスト司会者として出演した。

番組内のコントで同氏は「ドージコインって何だ」と問われ、「通貨の未来だ。勢いを止められない金融手段で、世界を席巻することになる」と回答。

「つまり詐欺ってことか」と聞かれると、「そう、詐欺だよ」と応じて笑った。

ドージコインはもともと、主流の仮想通貨であるビットコインやイーサリアムのパロディーとして考案されたが、マスク氏が2月に「ドージ」、「ドージコインは人々の暗号」といった意味深のツイートを投稿したのが発端となり価格が急騰。

マスク氏は6日に「仮想通貨は有望だが慎重な投資を」とツイッターで呼び掛けた。同時に投稿した動画では「現時点では投機と見なすべきだ」と述べた一方で「地球の未来の通貨」になる「かなりの可能性がある」とも語った。

コインゲッコー・ドットコムによると、ドージコインは過去1カ月で800%超急騰し、時価総額は730億ドルと第4位のデジタル通貨となった。6日には0.73ドルを突破し、過去最高値を付けた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・誤って1日に2度ワクチンを打たれた男性が危篤状態に
・新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:米相互関税に違憲判決、世界経済の先行き依

ワールド

アングル:米相互関税に違憲判決、世界経済の先行き依

ワールド

トランプ氏、10%の代替関税に署名 最高裁の違憲判

ワールド

トランプ氏、10%の代替関税に署名 最高裁の違憲判
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も
  • 4
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 5
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 6
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 7
    ディープフェイクを超えた「AI汚染」の脅威──中国発…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 10
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中