コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新型コロナ対策であぶり出された「日本型危機」

<欧米各国と比較すれば日本の新型コロナの被害は今のところ小さいが、もともと疲弊していた日本の医療も経済も危機を目前に控えていた> 私が住んで

2020.04.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本がコロナ死亡者を過小申告している可能性はあるのか?

<政府が死者数を少なく見せたいという動機は考えられるが、実際に新型コロナウイルスの死亡者を隠すのはあり得ないこと> 新型コロナウイルスによる

2020.04.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの新型コロナ死亡者数を急増させた「在宅死」の背景

<コロナ診療が無償化されているのを知らなかったり、不法移民が強制送還を恐れて病院に行かなかったりする実態が......> 4月の第2週ぐらい

2020.04.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

接触機会「8割減」はどうやったら実現できるのか

<欧米のロックダウンのような強制力がない日本の休業要請でも、もう少し実効性を上げる方法はあるはず> 3月後半から始まった新型コロナウィルス感

2020.04.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

米大統領選の行く末を左右するコロナ危機

<事態が早期に収束すれば現職トランプ有利、長期化すれば野党・民主党にとって有利となるはずだが......> 今週8日、10万人と言われる支持

2020.04.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

コロナ危機の渦中でも止まらない米政治の党派対立

<秋の大統領選を意識するトランプは、この危機の只中にあっても党派対立を煽ろうとしている> 建国以来のアメリカ政治は、左右の対立構図を常に抱え

2020.04.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新型コロナ対策「日本式」を継続するべきか?

<既に感染爆発が起きてしまった欧米各国と比べて、感染クラスターの封じ込めを主軸とする日本の対策は現状では効果を上げているが......> ア

2020.04.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

あまりにも悲痛な事態を前に言葉を失うアメリカ社会

<政権対策チームの専門家による「死者数が10万~20万」という悲観的な見通しを受けて、まるで米社会全体が立ちすくんでいるよう> アメリカの週

2020.03.31
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

危機感の発信がカタカナになる日本語の不思議

<同じ言葉でも平仮名、片仮名、漢字の表記にはそれぞれニュアンスの違いがある> 河野太郎防衛相が、3月21日にツイートした内容が話題になりまし

2020.03.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本で新型コロナの死亡率が低いのは、なぜなのか?

<公衆衛生への国民の意識が高いからか、クラスターの封じ込めに傾注する対策が当たっているからか......> 新型コロナウイルスに関しては、ま

2020.03.24
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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