- 2013年06月13日
- KitchHike共同創業者の世界のトビラを開けよう!
はじめまして。KitchHike共同創業者の山本雅也と申します。
巡り巡って御縁がありまして、コラムを連載していくことになりました。
まず初めに、まったく無名の自分がこのような機会を得られたことに、関係者各位ならびに、諸先輩方に心から御礼申し上げます。
誠実をモットーに28年間の人生を凌いできた人間ですので、とにかくマジメに読者の皆様にとって、私がいま経験している有意義(であろう)な体験をお届けできるよう努めます。
コラム初回ということで、まずはKitchHikeの紹介から。
KitchHikeは、世界中の食卓で料理を作る人と食べる人をマッチングさせるオンラインプラットフォームです。
いつもの料理に新しい価値を。日常をおもしろく。旅をおいしく。
KitchHikeがこれからの時代にふさわしい"おいしい体験"を演出します。
オフィシャルサイト:
https://kitchhike.com/
Facebookページ:
http://www.facebook.com/Kitchhike
2013年5月20日にローンチされたばかりの出来立てほやほやのWEBサービスです。
ん?イマイチ意味がわからないぞ?ちゃんと日本語で説明してくれる?
というご感想をお持ちの方、いらっしゃると思います。つまり、一言で説明させていただきますと、誰でも「突撃!世界の晩御飯!」ができるようになるということです。
実際、人の家のごはん、意外と気になりませんか?料理と味の向こう側に、人間模様と台所事情を感じられる気がしませんか?一般家庭の食卓を訪ねることは、その国を最も知ることができる方法の一つ。例えば、スリランカの家庭では日常的に何が食されているのか、どのような生活の背景があるのか、そしてそれが実際に食べられるとしたら、、、想像しただけでもう垂涎モノ。好奇心のヨダレが込み上げてきますよね。人にとっての日常は、他の人にとっての非日常。異国の生活を"味わう"こと、つまり五感を伴って理解することが、KitchHikeの世界観です。
ポチッとすれば翌日に何でも届くこのEC全盛期に、わざわざ自分で食べに行くというまさかの逆張り。手間がかかってしょうがない!けど、その手間隙にこそ、ドラマの潜む余地があると思うわけです。
いつの時代も有意義な手間が、人を豊かにします。その有意義な手間を"無駄"と呼ぶようになったのは、一体いつからなんでしょう。KitchHikeの価値観に共感してくれる人が、少なからずいると信じて止みません。21世紀の前半は、Hack(最大効率化)を求める時代から、Hike(偶有性・ブリコラージュ)を模索する時代への移行期間だと思うのです。
そして、この連載のテーマに関して。WEBのシステムだけ作って、高みの見物をするつもりはありません。
実際に創業者自ら、KitchHikeを実践し、世界に広める旅に出る予定です。と言いつつ、実はすでにその真っ最中!2013年の年明けから、マレーシア→タイ→ベトナム→シンガポール→日本→韓国→フィリピン→台湾と走り回っています。KitchHikeを引っさげて、商業的に整備された食ではなく、土地ごとに息遣いが感じられる日常食と人を巡って世界を周ります。そして、その旅の過程で世界中に転がる未来の萌芽を探したいと思っています。
地球上を移動しながら、1人の若輩者と1つのWEBサービスがどのように変遷していくのか。世界を拡張させることができるのか。そんな腹ペコごきげんな珍道中を、リアルタイムで読者の皆様にお届け出来れば幸いです。いつか、あなたの食卓にもおじゃまさせていただくかもしれません。