コラム

韓国政治は若返りが主要な争点に

2021年07月02日(金)15時59分

アンケート調査の結果によると、大統領選挙に出馬できる年齢基準を下げることに対して半数以上が賛成する立場を見せている。しかしながら実現するためには憲法を改正する必要があり壁は高い。文政権は2018年に改憲案を出した時に「被選挙権の年齢制限に関する条項を憲法に入れることはまれである」と該当条項の削除を推進したが、その後改憲に対する議論はまったく進んでいない。

しかしながら、最大野党「国民の力」の新しい代表に36歳の李俊錫氏が選出されたことにより風向きは大きく変わった。若手議員のみならず、ベテラン議員や保守系の議員の中でも満40歳以上に定められた大統領選挙の出馬年齢制限を廃止すべきだという意見が出ている。はたして、

2022年3月の大統領選挙で韓国のエマニュエル・マクロン、あるいはサンナ・マリンが誕生するのか今後の動きに注目したい。

プロフィール

金 明中

1970年韓国仁川生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期・後期博士課程修了(博士、商学)。独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て、2008年からニッセイ基礎研究所。日本女子大学現代女性キャリア研究所特任研究員、亜細亜大学特任准教授を兼任。専門分野は労働経済学、社会保障論、日・韓社会政策比較分析。近著に『韓国における社会政策のあり方』(旬報社)がある

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国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

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