ブラジル中銀、高金利と債務増状況での信用拡大に警鐘=金融安定化委議事録
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ブラジル中央銀行は、26日公開した金融安定化委員会(COMEF)の前回会合議事録で、高金利と家計や企業の債務残高の上昇というマイナス要因があるにもかかわらず信用が拡大していることに対して、注意を払うことと慎重さが必要だと警鐘を鳴らした。写真は2024年12月、ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Ueslei Marcelino)
[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジル中央銀行は、26日公開した金融安定化委員会(COMEF)の前回会合議事録で、高金利と家計や企業の債務残高の上昇というマイナス要因があるにもかかわらず信用が拡大していることに対して、注意を払うことと慎重さが必要だと警鐘を鳴らした。
議事録によると、中銀は既に債務残高が高くリスクが顕在化している中小企業向けの銀行融資が加速し続けていると指摘。また、よりリスクが高い分野で個人向け融資が増えており、給与控除対象外の融資の質が「若干悪化」していると説明した。
さらに「家計はすべての所得層で高水準の債務負担増に直面している」とした。
中銀は、銀行の与信を上回るペースで長期金融市場が拡大を続けており、この傾向が反転する兆しはないと強調した。
中銀は1月下旬の金融政策委員会(COPOM)で政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げて13.25%にすること決め、3月の追加利上げを示唆した。この際に力強い労働市場、拡張的な財政政策、そして「旺盛で広範な信用拡大」の組み合わせが消費と総需要を下支えし、インフレを助長していると警告した。
ブラジルの2月中旬までの1カ月間の消費者物価指数(CPI)は前年同月より4.96%上昇し、中銀目標の3%を上回っている。
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