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米政権、一層の職員削減命じる マスク氏は閣議で歳出削減に自信

2025年02月27日(木)10時36分

 2月26日、トランプ米政権は、連邦政府機関に対し、職員のより大規模な削減を実施するよう命じた。写真は、初回の閣議に出席するイーロン・マスク氏。同日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

Trevor Hunnicutt Alexandra Alper Andy Sullivan

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米政権は26日、連邦政府機関に対し、職員のより大規模な削減を実施するよう命じた。政府効率化省(DOGE)を率いる実業家イーロン・マスク氏は第2次トランプ政権最初の閣議で、一層の歳出削減を進める意向を示した。

政権のメモは各機関に対し、人員の「大幅な削減」計画を3月13日までに提出するよう指示。望んでいる規模は明記されていない。

これまでのところ、人員削減は試用期間中の職員に集中しているが、次の段階では一般公務員が対象となる。

トランプ氏は閣議で、ゼルディン環境保護局(EPA)長官が1万5000人以上の職員の最大65%を削減する予定だと述べた。

マスク氏は黒い「米国を再び偉大に」野球帽をかぶり、「tech support」と書かれたTシャツを着て閣議に参加。今年中に予算を1兆ドル削減できると自信を示し、大幅な歳出削減がなければ「この国は事実上破綻する」と訴えた。

その後、トランプ氏は大統領令に署名。各機関に対し、DOGEと協力して全ての「不要な」契約を見直したり、終了したりするよう命じたほか、政府の不動産を管理する一般調達局(GSA)に対し、不要な不動産を処分する計画を作成するよう指示した。

ロイター
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