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トランプ米大統領、各省庁に「不必要な」契約の見直しと終了指示

2025年02月27日(木)08時31分

 2月26日、トランプ米大統領(写真)は実業家イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)によるコスト削減策の実施を目的とした大統領令を発令した。ワシントンで25日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、実業家イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)によるコスト削減策の実施を目的とした大統領令を発令した。ホワイトハウスが発表した。

大統領令は「政府支出の透明性を確保し、政府職員が米国民に対して説明責任を果たすため」契約、補助金、融資に関する連邦政府の支出を変革する内容。

ホワイトハウスの職員が提供したファクトシートのコピーによると、全ての連邦政府機関は「無駄、不正、乱用」がないか契約や補助金を見直し、DOGEの職員と協力して「不必要な」契約を全て精査・終了する必要がある。

ファクトシートによると、大統領令は連邦政府の不動産ポートフォリオを管理する一般調達局(GSA)に対し、「不必要な政府所有またはリース不動産の処分」に向けた計画策定も指示している。

DOGEは第2次トランプ政権発足以降、大規模な人員削減を含む前例のないコスト削減に取り組んでいる。

ロイター
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