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イラン、フォルドゥ濃縮施設への監視強化に同意=IAEA報告書

2024年12月13日(金)11時24分

 12月12日、国際原子力機関(IAEA)は、イランがフォルドゥにある地下施設への監視強化に同意したとする報告書を加盟国向けに出した。写真はIAEA本部が入る国連事務所ビルの前ではためくイラン国旗。オーストリアのウイーンで2021年5月撮影(2024 ロイター/Lisi Niesner)

Francois Murphy

[ウィーン 12日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は12日、イランがフォルドゥにある地下施設への監視強化に同意したとする報告書を加盟国向けに出した。

IAEAは先週、イランがフォルドゥで濃縮度最大60%へウラン濃縮ペースを大幅に加速させていると明らかに。兵器級の90%に近い水準で、西側諸国は重大な懸念を示していた。

IAEAは当時、イランがそうした濃縮活動を行う2施設の1つに当たる「フォルドゥ燃料濃縮プラント(FFEP)」に対して、査察といった「保障措置」を強化する必要性を協議するとしていた。

ロイターが確認した今回の報告書は「イランはFFEPにおける保障措置の実施頻度と強度を高めるというIAEAの要請に同意し、その実施を後押ししている」と説明した。

ロイター
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